21世紀に入り益々グローバル化が進む中、日本のものづくりは岐路に立っています。安価な労働賃金を背景に、アジア諸国へと生産拠点が移動していくことに、もはや抵抗することは不可能でしょう。
そんな中、弊社では自動車や医療分野の命をささえるデバイスの製造・開発に特化し、開発力、安全性、品質という強みを最大限に活かし、トータルコストで勝負することで日本でしかできないものづくりに集中して参りました。
これまでの経験を最大限に活かし、今後IOT(Internet Of Things)時代=情報インフラが人々の生活、安全、そして生命を支える時代と捉え、更なる発展、成長を遂げることで、一人一人の安心した暮らしに少しでも貢献できるものづくりを目指します。
約100年続いている弊社は、現在転換期を迎えています。
急成長市場への躍進、顧客の要求を満たした今までにない付加価値の高いモノづくり、
そしてベンチャー企業にはない、現在まで培ってきた技術力を武器に新事業を展開しています。弊社は歴史あるベンチャー企業として、成長をしていきます。
1924年に弊社の前身である高木製作所を設立。日本を代表するメーカー様に向けて高精度の金型を提供し、高度経済成長を裏方として支えてきました。1992年に金型製作で培った技術のさらなる発展を目指し、デジタル機器の小型化、自動車の電子化、医療機器等の開発・量産化等へとフィールドを広げ、トータル・プレシジョン・システム「技術をアートする」会社として新たに設立し、「不可能を可能にするモノづくりへの挑戦」を続けています。
当社のシンボルマークには、ものづくりの原点 - 人の技、技術、サービス - とそこから生まれるTPSのイメージを表現。たまごが斜に立つシルエットは不可能を可能にするチャレンジ精神と常に未来へ向かう指針を表わします。